創世記8章の1~5節で神様は箱舟の中のノアたちをお心に留めて水を引かせてくださっています。洪水が収まったのは神様の顧みによったのです。

洪水は百五十日間、地の上にふえ続けました。不信仰な、傲慢な人間の身勝手な期待を、徹底的にうち砕く神様のご意思を示す状況でした。

こうして見ますと、大自然は神様の顧みときびしさを示しています。信仰への顧み、傲慢な不信へのきびしいさばきです。

静まって訪れていてくださる神様のみ旨を悟らせていただきましょう。

「神は、ノアと、箱舟の中に彼といっしょにいたすべての家畜とを心に留めておられた。」

救いは私たちが立派だからでも、私たちが熱心に祈り求めたからでもなく、神様が私たちを心に留めてくださったから、与えられるものです。

「心に留める」というのは、たまたま思い出すということではなく、ずっと思い続けることです。

主は、世のはじめから私たちを愛し、私たちを救いに定め、私たちを心に留め続けて下さっているのです。

ノアのいけにえのなだめの香りをかがれた神様は「人の心に思いはかることは初めから悪だから、もはやこのようにすべての生き物を滅ぼすことはすまい。」と云われました。

ノアの救いを見て、神様は先のさばきの原因をゆるしの原因とされたのです。この罪人にたいする忍耐と愛とがイエスキリストによる救いに結実したのです。