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日曜の早朝、マグダラのマリヤはイエスの墓へ向かいます。けれど墓は開かれており、イエスの遺体は見当たりません。マリヤは急いでペテロともう一人の弟子(ヨハネ)に知らせ、ふたりは墓へ駆けつけます。
中に入ると、イエスの体はなく、亜麻布だけが残されていました。ヨハネはそれを見て信じましたが、「イエスがよみがえる」との聖書の言葉はまだ理解されていませんでした。ふたりが去った後、マリヤは墓の外で泣き続けていました。
再び墓をのぞくと、そこに白い衣をまとった二人の御使いが座っていました。「なぜ泣いているのか」と優しくたずねる声に、マリヤは「主がいなくなった」と答えます。
すると背後に人の気配が。振り向いたマリヤの前に立っていたのは、なんとイエスご自身でした。しかし彼女はすぐには気づかず、園の番人と思い話しかけます。
イエスが「マリヤよ」と名を呼ぶと、マリヤは目を開かれ「ラボニ(先生)!」と叫びます。イエスは彼女に弟子たちへの伝言を託します。マリヤは喜びと確信に満ちてこう言います。
「わたしは、主にお目にかかりました!」
その日の夕方、弟子たちは恐れから部屋の戸をすべて閉ざしていました。しかしその中に、主イエスが突然現れ、「安かれ」と語られ、イエスはご自分の手とわきの傷を示し、弟子たちを遣わすと語ります。さらに、彼らに息を吹きかけてこう言われます。
「聖霊を受けよ。あなたがたが赦す罪は赦される。」
このとき、トマスはそこにいませんでした。後から弟子たちの証言を聞いた彼は、こう言い切ります。「釘あとに指を入れなければ、信じない。」
八日後、再び弟子たちが集まると、またもやイエスが戸を閉ざした中に現れます。イエスはトマスに向かって語られます。
「手を伸ばして、わたしのわきに差し入れてみなさい。信じない者にならず、信じる者になりなさい。」
トマスは涙ながらに応えます。
「わが主よ、わが神よ。」
イエスは言われます。
「見ないで信じる者は、さいわいである。」
この章の終わりで、ヨハネはこう記します。
「イエスのしるしは他にも多くあったが、これらは、イエスが神の子キリストであると信じ、その名によって命を得るために書かれた。」
城尾マコト牧師