イエスさまが七つのパンとわずかの魚で四千人以上の人々を養われたこと、天からのしるしを求めたパリサイ人たちのことを嘆き、「しるしは絶対に与えられない。」と云われたこと、弟子たちに「パリサイ人とヘロデ党のパン種に注意せよ。」と語られたこと、盲人をいやされたこと、それからピリポ・カイザリヤでご自分のことを何と云うかと問い、「あなたはキリストです。」というペテロの答えを聞き、ご自分がお受けになるはずの苦しみと復活のことを語られたこと、それをとどめようとしたペテロを叱り「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについてきなさい。」と教えられたことが記されています。
この個所の記事を見て気づく第一の点は、イエスさまの目のつけどころと弟子たちの目のつけどころの違いです。
イエスさまは、群衆がお腹を減らしているのをご覧になってかわいそうだと思われましたが、弟子たちは「こんなへんぴな所でどこからパンを手にいれて彼らに与えるのか。そんなことは私たちにはできない。」と自分の都合や自分の力のなさを見ていました。
イエス・キリストについていきたいと思う者は、自分を捨て、自分の十字架を負って、イエスさまについていかなければならないことを教えられます。
自分を守ろうとする者は、イエスさまの弟子になることができません。この教えが、イエスさまはキリストであると告白した者にのみ与えられたことを覚えましょう。