アダムとエバの子供、カインとアベル、アベルに嫉妬して殺してしまったカインは神様の目から逃れるようにノドという場所で結婚し、町をつくりました。
一方、アダムとエバの3人目の子供、セツの子孫はアダムとエバが罪を犯したあと反省し、再び神様の名を呼び始めました、セツの子孫は神の子達とされました。
しかし、セツの子孫達の神様への想いは長続きするものではありませんでした。神の子たち、つまりセツの子孫は人の娘、つまりカインの子孫、罪にまみれた人達と結婚し、神様に逆らい、道を乱して暴虐が地に満ちるようになりました。
神様は、それを見てとても心を痛め、人を創った事を後悔し、地上の生き物全てを滅ぼすことにしました。
ただ、セツの子孫の中でもエノクのひ孫のノアだけは、この暴虐に満ちた世界の中で神様の事を恐れ、神様と共に歩む正しい人でした。ですから神様は、ノアの家族だけは助けてあげる事にし、ノアにこう言いました。
「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう。あなたは、いとすぎの木で箱舟を造り、箱舟の中にへやを設け、アスファルトでそのうちそとを塗りなさい。その造り方は次の通りである。すなわち箱舟の長さは三百キュビト、幅は五十キュビト、高さは三十キュビトとし、箱舟に屋根を造り、上へ一キュビトにそれを仕上げ、また箱舟の戸口をその横に設けて、一階と二階と三階のある箱舟を造りなさい。わたしは地の上に洪水を送って、命の息のある肉なるものを、みな天の下から滅ぼし去る。地にあるものは、みな死に絶えるであろう。ただし、わたしはあなたと契約を結ぼう。あなたは子らと、妻と、子らの妻たちと共に箱舟に入りなさい。またすべての生き物、全ての肉なるものの中から、それぞれ二つずつを箱舟に入れて、あなたと共にその命を保たせなさい。それらは雄と雌でなければならない。すなわち、鳥はその種類にしたがい、獣はその種類にしたがい、また地のすべての這うものも、その種類にしたがって、それぞれ二つずつ、あなたのところに入れて、命を保たせなさい。また、すべての食物となるものをとって、あなたのところにたくわえ、あなたとこれらのものとの食物としなさい。」
ノアはすべて神の命じられた通りにした。
そして、創世記の7章からのお話しです。
「家族の者と一緒に、箱舟に入りなさい。あなたはこの世の人々の悪に染まらず、正しい生き方をしているのを、わたしは見ている。食用といけにえ用のために、清い動物の中から七頭ずつ、また清くない動物は一つがいずつ、鳥は七羽ずつ入れなさい。これは、洪水後、あらゆる種類の生き物が、全地に生き残るためである。後七日たつと、わたしは雨を降らせ、しかも、長い間雨を降り続けさせよう。こうして、生きているものを、ことごとく地上から滅ぼしてしまう。」
ノアは地上に畑や家畜、そしておそらく友人もいたと思います。これら全てを大洪水で全て滅ぼす。神様はそうおっしゃいました。とても恐ろしい大災害です。
ノアは神様にここは残してください、誰々を助けてあげてくださいとも言わず、素直に神様に従い、神様のおっしゃった、大洪水から助けてあげる動物や鳥、そして必要な食料を箱舟に入れ、そして、神様が一緒に入りなさいと言われた家族とともに箱舟にはいりました。
神様は、ノアに目を留められました。彼が悪の時代にあっても主のみ前に正しいのを見ていてくださいました。そして、全世界を水でさばこうとされたとき、ノアに箱舟を造れと、さばきを逃れる道を示されました。
神様に救われるには、先ず、神様がわたしたちを目に留めてくださる必要があります。
そして、わたしたちに救いの道を示してくださいます。イエス様の贖いを示し、神様を信じ、救いに身を任せるように勧められます。
ノアとその家族が救われたのは、彼らが箱舟にはいったからです。
神様はものすごく厳しく、そして甘くないお方です。神様からの救いを得るためには人にとって大切にしているものを捨てて、神様に従う事が必要とされます。
ノアは収穫の大地や友人たちを全て捨てて箱舟に入り、救いを得ました。
その一方で、神様に従わなかった人達は全て洪水に飲み込まれ、滅ぼされました。
現代における教会は、神様からの救いを得るための箱舟です。
わたしたち教会員は、しっかりと教会にいるでしょうか、ノアたちが箱舟に入ったとき、神様は箱舟の戸をしっかりとしめ、他に誰も入れないようにされました。
教会の戸もきたる時には神様の手によって閉められ、神様に救いを求めてももう手遅れになります。わたしたちは神様の手によって滅ぼされないよう、しっかりと教会で礼拝を捧げなければなりません。
神様が箱舟に入りなさいと言われたのは、ノアとその家族です。
神様は家族と一緒に箱舟に入りなさい、救ってあげようと言われました。
自分ひとりだけ入りなさいとは言いませんでした、家族も一緒です。
わたしたちも、自分ひとりだけが神様を信仰しているので安心だ、自分は神様に救われる。というのはダメだと神様はおっしゃっているのだと思います。
日本では色々な偶像が神様として崇拝され、宗教の自由もあって「これが本当の神様だよ、そんな偶像を崇拝してはダメだよ」と非常に言い辛い社会です。
わたしたちが救われるためには、教会という箱舟に入れてもらうためには、わたしたちの家族や友人も一緒に救われるよう努力をする必要があります。
わたしには上と下に兄弟がいて、下の兄弟は神様を信じてないと言います。
宗教二世あるあるですね、もはやキリスト教をカルト宗教のように見ているような感じです、でも、融通が利かない頭の固い弟ですがとても真面目でとても優しいです。
大阪の教会に通っていた頃は洗礼を受け、天国への切符を手にしています。
おじいちゃんがむかし、うちの孫は全員洗礼を受けているんだととても喜んでいたと聞いた事があります。
わたしは、婆ちゃんが生涯をかけて造り、まもってくれたこの箱舟、この日之影教会を牧師を引き継いで、まもっていきたいと思っています、でも、わたしだけじゃだめです。それだけでは神様はダメだと首を振ります。家族が一緒でないといけません。
きちんと家族全員をこの箱舟、教会へ導き、一緒に救われなければいけません。
自分はもう神様に救われて天国に行くからこれでいいんだと安心してはダメなんですね、まだその段階にはいってないですが、神様はとても優しいですが、とても厳しいお方なので、一緒に救われるべき家族をこの箱舟に入れる努力をしなければいけません。
とても気難しくて考えを絶対に曲げないような頑固な弟ですが、神様に一生懸命祈り、導いてくださいとお願いしながらがんばって声をかけてみたいと思います。