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【 招詞 】
主なる神は仰せられる。「わたしはエルサレムに試験済みの石、尊い礎石を置く。彼に信頼する者は、決して失望させられることがない。」(イザヤ書28章16節)
【 生きた石として 】
ペテロは、あらゆる悪意・欺き・偽善・恨み・中傷を捨て去り、生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な御言葉の乳を熱心に求めるよう呼びかけます。主がどんなに恵み深い方であるかを、あなたがたはすでに体験しているのです。
主イエスは、人には捨てられましたが、神にとっては選ばれた尊い「生きた石」です。わたしたちもその主のもとに来て、それぞれ生きた石として、神の教会を建て上げるのに用いていただき、聖い祭司として霊的ないけにえをささげる者となるよう招かれています。
【 礎石と躓きの石 】
イザヤの預言は告げます。「わたしはエルサレムに選ばれた石、尊い礎石を置く。彼に信頼する者は、決して失望させられることがない。」この石は、信頼する者には尊く、信じない者には躓きの石・妨げの岩となります。彼らが躓くのは神の言葉に従わないからであり、それもまた神の定めにほかなりません。
【 選ばれた民として 】
しかしあなたがたは、神に選ばれた種族、神の国の祭司、聖い民、神のものとされた人たちです。暗闇の世界から光の世界へと招き入れてくださった神の御業を、ほかの人々に伝えるためです。以前は神の民ではなかったあなたがたが、今は神の民とされ、神のあわれみによって変えられた者たちです。(2章7~10節)
【 この世における歩み 】
愛する皆さん、わたしたちはこの世にあっては旅人に過ぎません。魂を陥れようとする生まれながらの欲情を避け、ノンクリスチャンの中にあって立派な生活をしなさい。そうすれば、今はあなたがたの悪口を言っている人々も、あなたがたの立派な生活態度を見て、キリストが再び来られる時に神を信じ、ほめたたえる者となるでしょう。(2章11~12節)
【 ペテロの手紙について 】
この手紙は、ポント、ガラテヤ、カパドキヤ、アジヤ、ピテニヤの各地方に散らされたクリスチャンたちに宛てられたものです。これらの教会はパウロの伝道によって建てられ育まれていきました。ペテロはそこに集う人々に「これが神の本当の恵みである」(5章12節)ことを明らかにし、様々な艱難の中で「この恵の中に、しっかりと立っていなさい」と勧め励ますために、この手紙を書き送りました。
( 『現代訳聖書』 尾山令仁 )
城尾マコト 牧師